YinYang Blog

ヨガウェアブランドYinYangの公式ブログ。バリと京都の現場から、ヨガとヨガウェアにまつわる最新情報をお届けします。

<スタッフの藍染挑戦日記 vol30>Yin Yang暖簾への道、その2。

こんにちは、ムシです。
昨日の秋晴れから一転して雨降りの京都です。
この雨でまた少し気温が下がりそう。
少し色づいた葉も見受けられるようになり、紅葉シーズンが近づいてきているのを感じますね。
美味しいコーヒー片手に散策するのが楽しみです。

 

 

<今週の蓼藍の様子 - 雨の中、満開?>

 

 

今朝の蓼藍たちは雨に濡れて寝そべり気味になってしまいました。
花芽が伸びたのと共に、全体的に茎が伸びて背丈が高くなりました。
葉が増える時期、花が咲く時期、そして種が実る時期と、その時その時によって姿が変わっていくのが面白いですね。
葉の中のインディゴになる成分も増えたり減ったりしているのでしょう。
きっと蓼藍にとっては、虫に食われないようにとか、何か理由があって蓄えているのでしょうが、その恩恵に預かっていただける色、大切に楽しみたいと思います。

 

 

<いよいよ暖簾作り!>

 

先週は暖簾を引っ掛ける為の金具を探しておりましたが、今週はいよいよ暖簾本体の製作です。
どんな暖簾がYin Yangらしいのかなと悩みつつ、第1号はやっぱり藍染のものにすることにしました。
以前のブログ(藍染挑戦日記 vol20)に書いた作業再びです!
 

 

染め液の濃度を濃くすれば一度に濃色になりますが、薄い色から染め重ねて濃色にしていくことも色落ちをしにくくするために必要なプロセス。
バリの染めも1度に濃い色に染めるのではなく、染色と洗いを何度か繰り返し、染め重ねて色を出しています。
 
ちょっと薄くしすぎちゃいましたが、写真は右から1回目、2回目、3回目の染め重ねた色の変化の様子です。
綿の生地で下地処理を行っていないのもあり写真で見ると本当に薄いですね〜。
水縹(みずはなだ)、薄花色(うすはないろ)、御召御納戸(おめしおなんど)というところでしょうか。
 
今回は5回まで染め重ねてみましたけれど、それだけでもなかなかの手間と体力が必要です。
剣道の道着のような藍染の搗色(勝色・かちいろ)を出すには、本藍染でも20回ほど染と洗いを行うとのこと、なんとも根気のいる作業です。
 
蓼藍を育てていて、藍染に関して改めて調べていくと、ますます興味が湧いてきます。
まだ種も収穫できていませんが、来年もまた育ててその蓼藍で染める、という作業をしたいなと思います。
身の回りにあるものが、どのような原料から成り立っているのかを知ることで、そこからつながる物事がどんどん楽しくなってくるものですね。

 

 

<これだけは外せない!>

 

さてさて染め上げた暖簾、それだけではYin Yang京都町家オフィスとはわからない。
てな訳でロゴマークを入れましょう。
藍染で模様を入れるには、染めた後に色を抜く抜染を行います。

 

 

これは薄い藍染を行った手ぬぐいにロゴマークは抜染を行ったものです。
こちらもまだまだ上手にできていなくて、周りが滲んでしまっています。
何事も繰り返して慣れるしかなく、思い通りにはなかなかいかないのですが、失敗もまた学びには必要ですもんね。
精進します。
 
さてどんな暖簾が出来上がったかは明日の受注展示会にてお目にかけます。
いや〜そこまでもったいぶるようなものでもないんですけども。ふふふ。

 

 

<2018SS受注展示会、明日からです。>

 

明日10/13(金)・明後日10/14(土)はYin Yang京都町家オフィスでの2018 Spring - Summerコレクションの受注展示会開催です。
新作の予約や今シーズンのアイテムを10,000円(税抜)以上お求めいただきましたらノベルティのミニトートを進呈いたします。
ぜひ連れて帰ってくださいね。
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日時:10/13(金)、14(土) 11:00〜16:00
場所:YinYang京都町家オフィス
https://goo.gl/maps/U1JtxeW8mKM2
地下鉄烏丸御池駅2番出口から徒歩8分
地下鉄丸太町駅6番出口から徒歩3分
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さあ今から準備作業!皆様お待ちしております。

 

 

スタッフ日記 15:33 comments(0)

<スタッフの藍染挑戦日記 vol29>Yin Yang暖簾への道、その1。

こんにちは、ムシです。
見事な中秋の名月、そして満月と夜空も冬に向かって澄んでいきます。
長袖を着ても肌寒さを感じる時もあり、羽織物と温かな飲み物が恋しい季節。
十五夜といえばお月見団子、皆様の地域は丸いお団子を積み上げるスタイルでしょうか。
京都では里芋の形に見立てた長細いお団子にこし餡を巻きつけたものがスタンダードです。
和菓子は四季の移ろいを表現したものが多く、目でも楽しめるのが良いですね。

 

 

<今週の蓼藍の様子 - 蓼藍の花の色。>

 

 

今週の蓼藍たちはさらなる盛り上がりを見せ、花芽もたくさんになりました。
花柄の長さは5cm〜7cmほどで、小さなピンクの花がツブツブとついています。
金平糖の花(学名はポリゴナムやヒメツルソバ)に似ているなと思っていたら、同じタデ科だそう。
 

 

お花の色は2種類混じっていて、ピンクのものとホワイトのものがあります。
満開という状態が非常にわかりにくいですけれど、慎ましやかな姿に風情を感じますね。

 

 

<Yin Yang京都町家オフィスは営業中、されど。>

 

町家オフィスに引越しをして早2ヶ月半、相変わらず来てくださる方を迷わせる状況が続いております。
「たぶん着いたんだけど・・・」と不安そうな電話を何度受けたことか。
というのもYin Yangだとわかる要素が何一つ玄関にないのです。
以前にポツリと言ってはいたのですが、京都らしく×Yin Yangらしくということで、看板ではなく暖簾を作ることにしました。
そこで私が何を考えたかと言いますと、

 

 

ジャーン、はい、暖簾の竿を通す暖簾掛けの金物です!
え、そっち?って思いますよね、そうでしょうとも私もそう思います。
しかしながら暖簾を作っても掛けることができなければダメなわけですよ。
もちろん釘や普通のフックでも掛けることはできます、けれどここはやっぱり京都の職人さんの手仕事にこだわりたい。

ちなみに上の写真のものはかなり立派な鋳物でして、鉄の塊なので重さもなかなか。
お寺さんなどで使われることも多いとのことです。
本格的すぎてちょっと恐れ多い気がしてそばにあった小さめのものをあれやこれやと見せてもらいました。
お店の方曰く、額受けやフックを暖簾掛けとして求められる方もいらっしゃるので、サイズや取り付け場所を見て必要なもの選べば大丈夫だそうです。
しばしスタッフみんなで検討して、三連休明けには決めたいと思います。
あっ、もちろん暖簾そのものの事も忘れちゃおりませんよ。。。

 

 

<伝統工芸の技が光る一品。>

 

今回お邪魔した室金物さんでは、社寺や茶室で使う金物のほか、桐たんすに使われる取っ手など専門性の高い1点1点手作りのものが様々に並んでいました。
 

 

鋳物以外だと、身近なところでは襖を開けるときに手を引っ掛ける引手を取り扱われています。
職人さんの数も年々減少しており、また引き継ぐ後継者がない場合も多く、これだけの工芸品を作れる手は他では探すのは難しいかもしれません。

なお昔ながらの引手は複数のパーツで構成されていて、メンテナンスをすれば何世代にもわたって使えるとのことです。
古いお家で襖を処分する際には、知っている方は引手だけ外して再利用するとか。
引手の表面は天然漆が使われており、剥げたら別の色の漆に塗り替え可能ですし、襖紙に合わせてイメージチェンジするのも楽しそうです。
自分の手で育てていくアイテムという点において、草木染にも共通するところがありますね。
色の移ろいを楽しみつつ、いよいよとなったら染め替えてまた新たな色を楽しむ、そういったことができたらまた面白そうです。

 

 

ちなみにひときわ主張していたのが奥にある鶴の引手。
関西で言うところのシュッとした感じの佇まいがたまりませんね〜!
この他、松ぼっくりを模したものや木の葉型・瓢箪型など、デザイン性の高い一品が揃っておりました。
お伺いした室金物さんはこちら。
 
室金物株式会社(Muro-kanamono)
〒600-8811 京都市下京区中堂寺坊城町162
https://www.murokanamono.co.jp/

 

 

<2018SS受注展示会、いよいよ来週です!>

 

いよいよ来週10/13(金)・10/14(土)はYin Yang京都町家オフィスでの2018 Spring - Summerコレクションの受注展示会開催です。
スタッフ一同お待ちしております。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
日時:10/13(金)、14(土) 11:00〜16:00
場所:YinYang京都町家オフィス
https://goo.gl/maps/U1JtxeW8mKM2
地下鉄烏丸御池駅2番出口から徒歩8分
地下鉄丸太町駅4番出口または5番出口から徒歩5分
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蓼藍たちも連れてきま〜す!
 

スタッフ日記 09:54 comments(0)

<スタッフの藍染挑戦日記 vol28>京都町家オフィスは突然に。

こんにちは、ムシです。
秋雨が上がり、穏やかな京都です。こんな日にはふらりと散歩に出かけたいですね。
Yin Yang京都町家オフィスの近くの京都御苑は門を入るだけで静謐な空気に触れることができます。
四季を通して様々な植物を見ることができる貴重な場所なのに、誰でも気軽に散策可能なのがありがたいところです。
 
2週間後の10/13(金)・10/14(土)はYin Yang京都町家オフィスにて2018 Spring - Summerコレクションの受注展示会を催しますので、ぜひ合わせ技で御所と町家をお楽しみくださいませ。
facebook公式ページにてちょこちょこ情報をアップしてまいりますのでチェックしてくださいね。

 

 

<今週の蓼藍の様子 - 切るか、そのままか悩む。>

 

 

今週の蓼藍たちはさらにわんさかと増殖中。
花芽が立ってきて、茎が伸びてきました。
一雨ごとに寒くなっていく中で、未だ成長を続けるこの生命力、植物の力はすごいですね。
まだまだ中の方は伸びてきそうな小さな脇芽がたくさん。
タイミングを見て茂っている箇所を剪定したらさらに成長してくれそうです。

 

 

<いつも通り、突然始まる例のやつ>

 

 

はい、今日も今日とて突然に始まっちゃいます。
いつも通り、Yin Yangイチ仕事が早いTomoeちゃんとロックなMasaeねーさんですね。
急にふっても快く即対応してくれる臨機応変さ、素晴らしいです。
それぞれに染めをイメージしながら手を動かし、絞りを入れていきます。
マサエねーさんは、、、なんだろうユニコーン(もしくはロックに鬼??)的なポーズをしております。
いじるかどうか悩みつつ、さらっと写真撮って続行。
こういう一芸を繰り出すあたりが関西人なんでしょうねえ。

 

 

<染め素材のご紹介 - ログウッド>

 

 

今回使用しましたのはログウッドです。
和名はアカミノキといい、その名の通り、木の中心が赤色になっているそう。
乾燥チップを煮出していくと、赤紫色の染液が出来上がりました。
酸性が強いと赤色、アルカリ性が強いと青色に発色するようです。

 

 

<レッツ!染色!>

 

 

それでは染めてまいりましょう。
マサエねーさんはお得意のマンリキで板締めをしていますね。
いろんな染め方をやっていると、やっぱりツボにはまるものがあるんしょうね。

 

 

しばらくすると生地が見事な紫色に染まっています。
この後Tomoeちゃんはさらにこだわりの染めを行い、柄の探求を行っていましたよ。
仕上がりが楽しみです♪

 

 

は〜い、完成しました!
二人ともやっぱり個性が出てますよね。
どちらも綺麗な紫色に染めあがっていて満足の仕上がりかと思いきや、Tomoeちゃん的にはまだ改善の余地ありとのことで、納得いっていない様子。
一体全体何が気になっているのか謎のままですので、ぜひYin Yang京都町家オフィスにお越しいただいて、直接本人にたずねてみてください。
板藍根茶をご用意してお待ちしております。

 

スタッフ日記 09:50 comments(0)

<スタッフの藍染挑戦日記 vol27>你好台湾、ヂェン先生のアトリエを訪ねて。

 

こんにちは、ムシです。
台風18号が日本を縦断するとともに横浜ヨガフェスタも3日間も終了しましたね。
イベントに参加の方、お仕事の方、旅行に行かれた方、お家でのんびりの方と思い思いの過ごし方をされたことでしょう。
私は連休最終日の18日より、台湾の旅に出ておりました。

旅行のお供にはステラワンピースを。
くるくると巻けばペットボトル並みのコンパクトさになり、シワも付かず旅には重宝♪
同じく2wayカーデを手荷物に入れておけば、機内や冷房の効いた場所でさっと取り出して使えます。
台湾は外は太陽が燦々と降り注ぎ紫外線きつく、屋内は冷房ガンガン効かせているところが多く結構冷えるのです。
薄手の羽織りものはマストアイテムですね。

 

 

<今週の蓼藍の様子 - 嵐の前の3番刈り>

 

 

さて今週の蓼藍たちは台風で葉が痛んでしまいそうなのでポツポツと降り出した雨の中3番刈りを行いました。
とは言っても相変わらずのビビリでして、大きく育った葉があるところを1本1本ハサミで切って収穫という方が合っています。
切った茎を何束かまとめてくくり、乾燥するまで逆さに吊り下げておきます。

 

 

刈り取りを行って5日後の蓼藍たち。
もうすでに次の茎が伸び葉がたくさん茂っています。
う〜ん、もう一回生葉染めできそう??

 

 

<台湾探訪-惠中布衣文創工作室>

 

 

さて台湾といえばTomoeちゃん一押し、服飾デザイナーである鄭惠中(ヂェン・ホェヂョン)先生のアトリエ「鄭惠中老師的工作室」を訪ねました。
こちらの写真はスタッフの女性お二人。
アトリエの前に差し掛かった際に、左の女性に「ヂェンのお店はここ」と優しく話しかけられ中に入れていただきました。

 

 

建物の2階と3階で様々なアイテムが並びます。
所狭しと棚に並ぶ色とりどりの服たち。
温かいお茶をいただきながら作品を手に取ります。

日本でもおかっぱ先生として有名なヂェン先生が偶然にもおられて、直接お話をすることができました。
しかもこれまたたまたま商談があって呼ばれていた日本語通訳さんがサポートしてくださるというラッキーなおまけつきで、です。

 

 

ヂェン先生の作品は、台湾の伝統的な衣類をルーツとして今の時代にあったパターンに整えられたもの。
曰く、「アパレルメーカーというよりは、テキスタイルメーカーであり、素材とカラーのマッチングを行った生地の生産に力を入れています。」とのことです。

麻・綿麻・綿と言った天然素材を何軒か隣の工房で先生自ら染め上げています。
染料も天然のものを用いたり、何より体に負担のかからない安全なモノづくりに注力されているそうです。
手作業で染める布ですから、作業にあたる先生やスタッフの皆さんにとってもとても大切なことですよね。

お話をお伺いしているうちに、名物のコーディネート大作戦がスタート!
先生があちこちの棚からチョイスしたものを着せてもらい、使い方のレクチャーを受けました。
私が肩からかけているのはフレアスカートでして、ポンチョとして着たり、ワンピースとして着たりと何通りもの楽しみ方が可能です。
先生が新しい服を持ってくる→着替える→ストールや他のアイテムの応用を教わる、の繰り返しで、多分15着ぐらいは試着させてもらったような。

ヨガウェアのお話をしたら、興味津々のご様子。
このご縁が何かに繋がっていったらまた楽しいですよね。
お伺いしたヂェン先生のアトリエはこちら。
台北駅からMRT(地下鉄)ブルーラインの板橋駅下車後、タクシーで10分ほど、大型ショッピングセンターGlobal mallのすぐ近くです。

鄭惠中老師的工作室
台北縣中和市中山路三段179巷15號 
TEL 02-2225-3839
月〜土曜日営業 9:00〜18:00

 

 

<そんなわけで、プレゼント企画!>

 

 

今回の訪問を記念して、オンラインショップで20,000円(税抜き)以上お買い上げの方へささやかですが台湾のお土産をお届けします。
ヂェン先生のハンカチやお守り、北投という地域のデザイン集団が作った金魚型ティーバッグが可愛いお茶など。
どのアイテムが届くかはお楽しみにしていてくださいね。
尚、プレゼント企画はアイテムがなくなり次第終了とさせていただきます。お早めにどうぞ〜!
 

 

 

スタッフ日記 09:44 comments(0)

<スタッフの藍染挑戦日記 vol26>一生モノと付き合うこと。

<今週の蓼藍の様子 - 花芽が出始めました>

 

こんにちは、ムシです。
いよいよ週末は国内最大のヨガの祭典・横浜ヨガフェスタですね。
Yin Yangのヨガウェアはヨガジェネレーション・東京ヨガウェア2.0さんのブースにてお取り扱いをいただいておりますので、直接お手にとって触れていただきたいです。
どうぞどうぞ、よろしくお願いします。

 

 

さて今週の蓼藍たち、相変わらずワッサワッサと茂っております。
ちらほらと花芽が出てきて秋の訪れを感じるところ。
2番刈りたちは先週の生葉染で消費しましたが、まだ種を取るために待つのはもったいないので、近いうちに3番刈りをして保存用の乾燥葉にしようかなと考えています。

 

<京都の伝統の1つ、京団扇>

 

 

 

今回は趣向を変えて、京都の伝統文化の1つである京団扇をご紹介。
こちらは木版による絵付けを行った団扇で、デザインは大正時代初期のものを使われているとのことです。
今見ても全く古さを感じさせず、むしろモダンなくらい。
北欧でデザインしましたと言われても納得しちゃいそうですよね。
同じ版を使っていても、ひとつひとつがオリジナルになるのは草木染めと共通するところです。
タイミングよく出会ってビビッときたものは、次にまたお目にかかれる可能性は低いので心して向き合います。
(そして物欲にあっさり負けました。でも満たされました。)

団扇1枚を作成するのに、絵を刷る職人さん、握るための柄を削る職人さん、骨組みを作る職人さん、組み立てを行う職人さんとたくさんの技を持つプロの手を経て出来上がってきます。
ただ現在では柄を作る職人さんがいなくなってしまったとのことで、現在はこちらのお店で木から削り出す作業をされているとのことでした。
材料となる木材は国産の栂(とが)や杉、竹が使い分けられています。
黒いものは杉を長期間黒色の染料に漬け込んで浸透させた材を削り出したもので、表面に塗料を塗っているわけではないんですよ〜!!

こういった国産材も年々数が減り手に入りにくくなってきているそう。
でもきっとまた次の手を考えて、伝統を継承していくのでしょうね。
同じものを守り続けるだけではなく、革新すること。
文化を守ることの大変さ・難しさ、続けることがいかに大切なのか考えさせられます。

 

<一生モノを大切に使いたい。>

 

こういった日常づかいの雑貨も、着るものもそうですが、丁寧に扱えば何十年と使えます。
1シーズンで終わらせるなんてもったいない、日頃から丁寧にお手入れしてなるべく長く楽しみたいところです。
どれだけ時間を経ても糊がはがれたりといった劣化が起こりにくいのは、それぞれの職人さんの技があるから。
そういった手仕事を味わえるのはすごく贅沢なことですね。

 

 

ご紹介した京団扇はこちらのお店のものです。
京都にお越しの際には立ち寄られることをオススメ!
見事な切り絵の飾り団扇など、見るだけでも目の保養になりますよ。眼福眼福♪

 

京うちわ 阿以波(Kyo-Uchiwa Aiba)
〒604-8113 京都市中京区柳馬場通六角下ル
http://www.kyo-aiba.jp/
 

スタッフ日記 13:00 comments(0)

徳島リトリートでの藍染め体験

こんにちは! Tomoeです。

 

お待たせしました!(←待ってないです??)

ムシさんからレポート提出の催促を頂戴しておりました…。

重〜い腰をようやく上げ 楽しすぎた徳島リトリートでの藍染め体験についてレポートしたいと思います!

 

夏も終わりに近付いた8月の半ば、徳島県は海部郡海洋町に行って参りました。

染めに造詣が深い方には馴染みがおありでしょうか。徳島といえば「阿波藍」で知られる日本の藍染めの本場です。

実は今回Yogaのリトリートのために訪れたのですが…

流石!徳島をこよなく愛していらっしゃるリトリート主催のDoniさん!

ちゃーんと藍染体験までプログラムされておりました。なんて気が利いているのでしょう… DoniさんNICE♪

 

 

さて本題に入りましょう!

今回の染体験で使用されていたのは、地元の海部藍(あまべあい)と言われる乾燥葉を使用した手軽に染めを楽しむことができる染色方法。もちろん手軽に…とは言え染色液を作り 管理するのは長年の経験や知識が必要でしょう。今回お世話になったin between blues.さんでは作られた時期の異なる4つの樽(染色液)が用意されていました。染色液にも寿命があります。時期をずらしていつでも染めができるように管理されているんですね。

 

 

in between blues.代表のレキさん

 

 

早速染めにかかります!

まずはおなじみデザインを決める作業から…。染め上がりが雲のように見える村雲絞りやグラデーション。輪ゴムを使った絞り染 等々…妄想が膨らむ楽しい作業でしたね。

私はと言えば…何回か染めを体験しているにも関わらずまだまだ知識がありません。こんなのにしたい!と出来ない相談をしてレキさんを悩ませる始末…。無知って怖いですね。

結局どんなのに仕上がったかは後ほど画像でご覧くださいね!

 

 

レキさんの手が真っ青!

 

 

デザインが決まれば早速染め作業に!

とにかくじ〜っと…染液に浸して ゆらゆら…もみもみ…。好みの色になるまで繰り返す地道な作業。乾燥すると色はもちろん変化するのですが事務所で藍染をした時とは明らかに違う色!これが天然の海部藍の色なのでしょうか⁈ まだ濡れたままの手ぬぐいは藍色とは程遠い青汁を思わせるような力強い緑色!仕上りが想像出来ずドキドキ❤︎

 

 

 

 

さぁ、後は乾燥です!

仕上がりを待つのみ…。

仕上がりを待つ間 海を見ながら併設のカフェで藍のお茶とスイーツをいただきつつのんびり待ちます…。

お味が気になりますか?是非町家まで私のあつ〜い徳島愛(藍)の話を聞きにきてください。お待ちしております!

 

 

藍を使用したスコーンとマカロン

 

 

そしていよいよ…じゃじゃ〜ん!

染め上がった手拭いがこちら!

画像中央辺り 今シーズンのBaliオススメの新作「ステラワンピース」がチラリと見えるでしょうか?私です!

「はっ?」普通じゃん⁈ とか言わないでーー‼︎ そうストライプ柄です。自分ではビニール袋やゴム、クランプを使わず己の握力だけを頼りにぎゅ〜っと握りしめ 染め続けた力作なんです!手前味噌ですが…可愛い❤︎

 

 

 

 

それでは…急ですが今回の総括です!

今回、染め体験をさせていただいた「in between blues.」さんでは、

気軽に藍染が体験ができます!

素敵な藍染のプロダクトはもちろんのこと併設のカフェでは藍のお茶やスイーツをいただくこともできますよ。海のすぐ側にあるとっても素敵なロケーションのお店❤︎ 徳島を訪れる際には是非足を運んでみてください!詳細を最後に記載していますので是非チェックしてみてくださいね!

 

 

お店の裏側が海!

素敵な店内とお世話になったDini先生&谷戸先生

 

 

そして そして…

重要なのはここから!

私達Yin Yangは京都 バリから、全国 全世界に向けてヨガウェアを発信しています(まだまだですが頑張ります!)。今回藍の本場で染めを体験しin between blues. 代表のレキさんのお話しを伺って、これまではもちろんですが、これまで以上に自分達の製品に自信と誇りを持って発信していこうという新たな決意を固めるきっかけをいただきました!

レキさんは、地元 徳島をこよなく愛し 海と空 blue(藍)を愛する素敵なサーファー。地元の素晴らしい藍染文化を若い世代にも知ってもらいたいという強い気持ちと信念を持って活動されています。そしてレキさん自身がされている活動や染めに対して、伝統的な染めをされている生産者 藍師・染師の方達のなかにはレキさんの活動が理解されない事も…それでもその文化 功績をリスペクトし必ずその素晴らしさを染体験に訪れた若い世代の方達にもお話されている という事でした。素晴らしいですね。

 

以前のブログにも書きましたが、京都は沢山の染め工場や工房のある特異な場所です。その特異性を活かして 私達はこれまで以上に草木染製品の完成度を高め研究していきたいと思います。これからのYin Yangにご期待くださいね!

 

 

長々とお付き合い頂きましてありがとうございました。

 

 

Tomoe

 

 

(画像:Daisuke Kobayashi)

 

 

今回お世話になった方々…

in between blues. 詳細情報>>https://www.facebook.com/inbetweenblues/

Doni 先生 詳細情報>>http://doniashtanga.tumblr.com/

谷戸 先生 詳細情報>>https://ameblo.jp/yoga-whitebirch/

スタッフ日記 15:47 comments(0)

<スタッフの藍染挑戦日記 vol25>縹色の染め、蓼藍の生葉染めに挑戦。

<今週の蓼藍の様子 - 早朝の収穫作業>

 

こんにちは、ムシです。
昨日は朝からぐずついたお天気の京都でしたが、最近まとまった雨が降っていなかったので恵の雨です。
夏のようなもわっとした暑さはなく、秋の少し冷えた朝には心地の良い潤い。
今朝はすっかり晴れて空色の爽やかな気候。
1日1日と季節の移り変わりを感じる時間です。

 

 

染め当日は6時から蓼藍の収穫作業を行いました。
先週の予告通り蓼藍の生葉染め実行日ですからね。
ここまできたら前日に収穫しておくなどという手抜きは許されぬでしょう!
何せフレッシュさが命の染め。
せっかくならとびきりイキのいい葉を供給いたしましょう。

葉を痛めないよう、茎をそっとハサミで切って、袋に集めていきます。
京都町家オフィスに集まるスタッフに十分行き渡る量をチョキチョキするのにざっくり1時間かかりましたよ。
いやはやその後の朝ごはんの美味しいことったら。

 

<いよいよ蓼藍の生葉染め実行!>

 

 

さて収穫した蓼藍たちを机の上に広げて作業開始です。
おしゃべりしながら各自使う分の蓼藍の葉をプチプチとちぎって容器に貯めます。
たまに出てくる虫にもめげず、だんだん口数が減り、すごい集中力で葉と茎を分けていく様はヨガウェアの会社とは思われないかも。

 

 

蓼藍の葉をむしりながらも撮影には快く応じてくれるみんな。優しいです。
おっと、Yin Yangイチ仕事の早いTomoeちゃんは後ほど登場しますのでご安心を。

 

 

摘み取った葉をミキサーにかけて蓼藍青汁を作ります。
青汁の入った容器に染めたい布を浸してお好みの時間モミモミして染めていきます。
上の写真は左側は搾りたて青汁に布を浸したばかり、右は浸してしばらくモミモミしたものです。
右側の方が染め液も酸化してきて青みを帯びてきています。

 

 

こちらは染めをしているそのちゃんとMaayaちゃんの横で眼光鋭くミキサーを扱うTomoe氏。(お待たせしました!)
一瞬の気の緩みで何が起こるかわからないという緊迫感すら感じさせます。
ちなみにしでかしたのは別の人でして、ミキサー容器の底を外しそうになって液漏れさせ、プチ惨事が発生。
でも最後にミキサーをピカピカに磨いてくれました。(つぐちゃん、あなたのことです。)

藍染は緑色の状態から、空気に触れて酸化することで青色に発色するため、途中経過ではどんな色に染まっているのかわからないのも面白いところ。
納得いくところまで染めができたら、水洗いして乾かします。

 

 

綺麗な縹色(はなだいろ)に染まって、にっこり。
乾くと濡れている時よりは薄い色に見えるので、心持ち濃い目にしておく方がいいのかもしれません。
また、さらに濃い色にしたい場合はまた新しい蓼藍青汁を作って染めて、を繰返していきます。
ただ蓼藍の生葉染めは藍建てしたもののように深いインディゴ色までは染まらず、セージグリーンのような緑がかった発色となります。
藍染に使う植物の中でも青色になる色素・インディカンの含有率が高いインド藍(ナンバンコマツナギ)だったら生の葉でももっとブルーの発色が強いのかも?と、また一つ実験してみたいことが増えました。

 

<藍四十八色>

 

日本の藍染は今回行ったようなフレッシュな葉を使った生葉染め、乾燥葉を使った染め、本藍染と言われるスクモを使った藍建てがあります。
どの染めも独特の色目を持っていて、どれも味わいのある青色が出ます。
藍の色を表現するものとして、日本の伝統色ではなんと48もの色名があるそう。
ジャパン・ブルー、幅広い!!
薄い方から順に、下に行くほど濃い藍色の色名です。

・藍白(あいじろ)
・甕覗き(かめのぞき)
・白花色(しらはないろ)
・白藍(しらあい)
・秘色色(ひそくいろ)
・空色(そらいろ)
・水浅葱(みずあさぎ)
・錆浅葱(さびあさぎ)
・浅葱(あさぎ)
・湊鼠(みなとねずみ)
・藍鼠(あいねず)
・紺鼠(こんねず)
・錆鼠(さびねず)
・水縹(みずはなだ)
・薄縹(うすはなだ)
・浅縹(あさはなだ)
・新橋色(しんはしいろ)
・縹(はなだ)
・青藍(せいらん)
・深縹(こきはなだ)
・薄藍(うすあい)
・花浅葱(はなあさぎ)
・薄花色(うすはないろ)
・薄花桜(うすはなざくら)
・花色(はないろ)
・藤納戸(ふじなんど)
・納戸(なんど)
・高麗納戸(こうらいなんど)
・錆鉄御納戸(さびてつおなんど)
・錆御納戸(さびおなんど)
・御召御納戸(おめしおなんど)
・鉄御納戸(てつおなんど)
・鉄(てつ)
・熨斗目花色(のしめはないろ)
・藍(あい)
・濃藍(こいあい)
・藍錆(あいさび)
・紺(こん)
・紺青(こんじょう)
・鉄紺(てつこん)
・紺藍(こんあい)
・藍鉄(あいてつ)
・搗色(かちいろ)
・青搗(あおかち)
・紫紺(しこん)
・茄子紺(なすこん)
・搗返し(かちがえし)
・留紺(とめこん)

なんとも雅やかな響きですよね。
何度も染め重ねることにより、色の深さや奥行きが出てくるのが藍染の魅力。
退色したらまた染める。
物質的な豊かさではなく、精神的な豊かさは、こういうところからうまれるのかもしれません。

 

<当初の目的は達成しましたが>

 

 

そもそもこの日記を書くことになったのが、3月に蓼藍を植えたところがスタート。
目標として育てた蓼藍で生葉染めをしようということで、言うなれば半年目の今回で目標に到達したわけです。
しかしながら知れば知るほど面白い染めの世界。

蓼藍についても、種の収穫や第二世代の栽培などやりのことしたこともたくさん。
大青の種も買っちゃいましたしね♪
そういえばまだのれんも染められておらず。
10月13日(金)・14日(土)に開催させていただきます2018春夏コレクションの展示受注会にてご披露できるよう頑張ります!

と、いうことで、藍染挑戦日記に今しばらくおつきあいいただければ幸いです。

スタッフ日記 12:14 comments(0)

<スタッフの藍染挑戦日記 vol24>あらためて、いざ藍食。

<今週の蓼藍の様子 - 1週間で激変!!>

 

こんにちは、ムシです。
昨日今日で急に秋めいてきた京都です。
京都町家オフィスは正面の格子戸と裏の縁側を開け放てば風が流れてとても心地よく過ごせます。
町家ならではのシンプルなつくりが無駄のない循環をうんでいます。
過ごしやすくなるのは嬉しいものの、ノースリーブの季節ももう終わりかと思うと名残惜しいですね。

 

 

今週の蓼藍は、なんとっ!1週間前とは激変しています!!!
ちょっとしつこいくらいのビックリ度なんですが、いやはや驚愕の成長っぷりです。
下記、左が先週ご紹介した蓼藍の様子、そして右が今週。
1週間でみっしり葉が茂り、葉の大きさも全く違います。油粕、いい仕事するぜ。

 

 

ついでに虫がやたらに増えました。
油粕で新たな生態系が生み出されたようで、水やりをすると匂いと共にわらわらと虫がプランターから這い出してきます。
まあこの方達は油粕を食べに来ているのだろうし、蓼藍たちがすくすくと成長するならばよしとしましょう。
でもムカデも2匹発見したんだよなあ、何かが解決すると次の何かが気になる。

 

 

<インターナショナル?なお客様>

 

先週今週とお客様続きの京都町家オフィス。
イタリアから帰国してツアー真っ最中のEmi先生や、アンバサダーのサンドラとご主人のサダオさんが来てくれました。

 

 

クロアチアでのセーリングリトリートを終えてこられたEmi先生は小麦色に日焼けしてヘルシーな美しさで輝く笑顔、サンドラとサダオさんは大分や福岡でのワークショップの話を聞かせてくれました。
どの人もそれぞれの魅力を最大限に発揮したクリエイティブな活動をしていて会うだけでもインスピレーションをもらえます。

Emiさんのツアー情報はこちら >> http://www.emionishi.com/
サンドラの情報はこちら >> https://www.sandrafangyoga.com/

エミさんもサンドラもアーユルヴェーディックな暮らしを実践しているし、その辺りが美しさの秘訣なのかも。

 

 

<蓼藍を食べに来たお客様>

 

次のお客様は京都のご自宅でマクロビオティックを主体としたお料理教室を主宰しているCooking37℃の伊藤佳世さん。
会ってびっくり、何かのコンビのような色合わせが同じ佳世さんと私。
お越しいただくのにドレスコードがあるわけではないんで、皆様ご安心くださいね。
(あっあっ、Yin Yangを着て来てくださったら確実にオヤツと板藍根茶が出てきます^^)
せっかくなのでさらに蓼藍で追いグリーンをして記念撮影。

 

 

来訪のメインの目的は蓼藍を食べてみること!
ということで、さっそくいただきまーす♪
「う〜ん、ほのかな苦味と粘り?モロヘイヤみたいな。」
結構普通に食べているではないですか。
しかして私もご相伴することに。(TomoeちゃんとMasaeねーさんにも強制執行。)
やっぱりねえ、苦いんですよね、えぐみがあって。
たらの芽みたいに天ぷらにしたら美味しい気もしなくはない。

佳世さんがブログにアップしていた鉄ミネラルの話題になり、鉄ミネラルを与えたケールが苦くなくなったとの事なので、もしかしたら蓼藍もそれを撒いたら苦味が少なくなるかもしれないと興味津々。
これはやっぱり実験してみないといけませんよね。
幸い複数のプランターに植えているので、鉄ミネラルを与えたものとそうでないものを改めて試食することにしました。

そうそう、蓼藍を使ったブルーの寒天ゼリーがもしかしたらできるかも!?
食のエキスパートの佳世さん的にはスーパーフードとしての蓼藍に興味が湧いている様子でした。

伊藤佳世さん主宰お料理教室:Cooking37℃
https://ameblo.jp/mamamkurobi/

 

余談、こられた皆様に板藍根茶を飲んでいただきましたところ、普通にゴクゴク美味しくご賞味くださいました。
「コーン茶みたい。」「結構好きな味。」とのこと。
サンドラには馴染みのあるお茶で、冬になると普通に飲むそうです。
葉は藍染の染料に、根は生薬に、先人の知恵はすごいですよね。

 

 

<来週あたり、いけるかも!>

 

先に書いた通り、順調に増え始めた蓼藍たち。
バジルのように柔らかな葉っぱがたくさんになったらしめたものです。
いよいよ来週は育てた蓼藍で生葉染めを行います。

 

 

こちらは一番刈りのドライ蓼藍たち。
今期より展開が始まった大阪タカシマヤさんの店頭ディスプレイにもお目見えいたしますので、難波にお越しの際には5Fスポーツウェアにお立ち寄りくださいませ〜!
 

スタッフ日記 12:53 comments(0)

<スタッフの藍染挑戦日記 vol23>夕焼け色の染めを楽しむ。

<今週の蓼藍の様子 - 葉っぱ、ちょっと大きくなった?>

 

こんにちは、ムシです。
残暑厳しい日が続き、毎日もあっとした空気の流れる京都です。
湿度が高いのに降らないので連日夕方水遣りタイムがやってきます。
ついでに打ち水をして涼をとりましょうか。

 

 

今週の蓼藍は、そんなに顕著な効果が出ているわけではないものの、少し葉っぱが大きくなり始めたような?
葉っぱの数が増えているのは間違いないでしょうし、気長に成長を待つしかなく。
ただ、栄養として撒いた油粕、匂いが少々アレなんですよね。水遣りするとなおさら際立つ発酵臭。
まあでも蓼藍にとっては美味しいご飯、こればかりは仕方ないですね。

 

 

<染めはいつも突然に。>

 

今週も突然に染めを決行!
開始10分前に声をかけても気持ち良く参加してくれるYin Yangイチ仕事が早いトモエちゃん。優しいです。
しかも今日は白い服というエッジ感たるや、、、そんな中でも素晴らしいポテンシャルを発揮してくれることでしょう。

 

 

今回の染め材料はこちら。
インド茜の乾燥した根っこです。

アカネは茜の他に赤根と書くこともあるように、根に赤色の色素をたくさん持っています。
インド茜の他、ニホン茜やセイヨウ茜があり、3つの中でもとりわけインド茜は色素が豊富だそう。
染めの材料としての歴史も長く、エジプトのツタンカーメン王の衣装は赤は茜、青は藍で染められています。
日本の紫根の紫のように高貴な色として珍重されていたのでしょうね。

茜の色素はアリザリンといい、藍染のインディゴに対する合成染料インディゴピュアと同様に、
合成されたアリザリンレッドSという合成染料があります。
なおカルシウムイオンとの相性が良く、骨格標本の染色などで良く使われている様です。
ん?てことは茜で染める時も石灰を使って媒染したら発色がいいのかな。

 

 

<当然ながら染めるものといえば手ぬぐい。>

 

 

西の空の色に染まるから草冠に西と書いて茜。
実際に染めてみると確かにその通りで、赤というよりは夕焼けのほんのりとしたピンクがかったオレンジ色になりました。
草木染めならではのニュアンスのある色合いが穏やかでとても美しいです。

 

 

上2つはトモエちゃん作、下2つがムシ作。
仕上がりを想定して畳んだり輪ゴムで止めたりしますが、いかんせん一発勝負な草木染めです。
唸りながらも粘るトモエちゃん、先週末から参加していたヨガリトリートで行った藍染の染め方を思い出しつつ染めておりました。
そして使った輪ゴムの太さを最後まで悔やんでおりました。
「やっぱり細い方にすればよかった!」を言い続けておりましたが、それでもやっぱり仕上がったものを見ると感動もひとしおです。

そうそう、トモエちゃんが本場徳島の藍染レポート書いてくれるそうですよ♡
ただいま徳島観光大使と化しており、日々徳島の素晴らしさをアピールしてくれます。
みなさまお楽しみにお待ち下さい!
(てことでトモエちゃん頑張って書いてね〜。)

スタッフ日記 09:58 comments(0)

<スタッフの藍染挑戦日記 vol22>群青の景色、新潟への旅。

<今週の蓼藍の様子 - 託児ならぬ託藍>

 

 

こんにちは、ムシです。
先週末より夏季休業をいただいておりましたYin Yangチーム、それぞれ満喫させていただきました。
皆様はどんなお盆を過ごされましたか?
時期をずらしてこれからおやすみをとられる方もおられますよね。
夏もあとわずか、どうぞ皆様健やかにお過ごしください。


私は新潟への旅へ。
京都から新潟は北陸道を通って560kmの距離、車でノンストップでざっと7時間半というところ。
途中で見た信濃川の雄大な風景に癒されながらなんとか到着しました。
古町周辺の昔ながらの景色と新潟駅の都会的な雰囲気が万代橋を挟んで広がる新潟市。
あれですね、大人ですからね、米どころではやはり日本酒ですよね。
当然のごとく駅前のぽんしゅ館は堪能させてもらいました。染み渡る〜!!!

 

 

さてその頃の蓼藍たちはどうしていたかというと、頼りになる助っ人にお世話されて元気いっぱい。
でもやっぱり伸びはしますが、葉っぱがイマイチ大きく育ってくれません。
旅から戻って油粕を撒いてみました。
しばらくしたらまた元気な葉が茂るといいな。

 

 

<伝統工芸・注染>

 


和雑貨 和顔施さん

 


越後亀紺屋 藤岡染工場さん

 

新潟では上の2つの工場さんの注染の手ぬぐいを購入しました。
用いられている技法はどちらも注染(ちゅうせん/そそぎぞめ)です。
注染は明治時代に大阪が発祥となる技法で、手ぬぐいなどでよく用いられています。
白抜きする部分に型紙を置いて専用の糊で塞ぎ、生地を何重にも重ねた後、色ごとに糊で土手を作り染料を注ぎます。
その後洗いにかけ、乾燥したのち、1枚ずつの長さに切りそろえて仕上げられます。

同時に染められても、1つ1つが異なった風合いを持ち、一点ものの良さを持つ注染。
当然使い始めは色落ちなどが見られますが、使い込むほどに味わいを増す手ぬぐいを日々の生活の中に取り入れることで、日本の伝統文化を身近に感じられるのは良いものですね。
あいにくバタバタとした旅程で工房を尋ねることはできませんでしたが、それはまた次の機会の楽しみに。

 

 

<先週話題のアレ、入手しました>

 

 

ふふふ、ゲットしましたよ!
先週お話に出てきておりました大青(タイセイ/英名:ウォード)の種。
お花のイメージからして菜の花の種を想像していましたがまるで違う!
長さ1cmくらいの雫型の種が届きました。

アブラナ科ってものすごい幅広いんですね、調べてびっくりですよ。
大根・白菜、これはまだお花を見たことがあれば想定内。
ブロッコリー・カリフラワー、葉っぱの形はまだ菜の花系?でも花蕾をみていても想像できない。
(そもそも花が咲く前に食べちゃうし!)
チンゲン菜・水菜、想定外。でもお花を見るとなるほど納得です。
もしかしてどれも種から搾油できるのか、と藍染からの脱線が甚だしいですね、本題に戻りましょう。

大青は発芽率が蓼藍ほど高くないみたいなのでどれくらい育てられるかはわかりませんが、やってみないことには始まらない。
とはいえ秋まきの種蒔きの時期は9月から10月なので存在を忘れないようにスケジュールに入れておかねば。
・・・あれ?蓼藍育て終わったら、って考えていたのに、蓼藍の種の収穫よりも前に種蒔きだ!
春まきの時期まで保管するべきか勢いでとりあえず撒くべきかしばし検討します。
段取りの甘さも面白さのエッセンスということで。。。

スタッフ日記 11:17 comments(0)
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