YinYang Blog

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<スタッフの藍染挑戦日記 vol7>草木染めの色と媒染の関係って?

<今週の蓼藍の様子 - ゴールデンウィークはおやすみ中(ビジュアルの変化ナシ)>

 

 

こんにちは、ムシです。


世の中はゴールデンウィークで京都はどこもかしこも混雑しています。

 

こういう時はおとなしく家の掃除などして過ごしつつ、家の周囲をうろうろしてキバナコスモスの種をまく場所を探すことにしましょう。

 

蓼藍はあんまり変化ナシですので今週はおやすみ。ゆっくり成長を待つ事に。

 

先週追加でプランターに直に蒔いた蓼藍も芽吹いてきており材料の増産に励んています。

 

 

さて話は戻り、キバナコスモスも染めの材料として使うことができる花。

 

綺麗に咲いたらゆっくり鑑賞する間もなくお花を摘んじゃいますけれど、ともかく種を蒔かねば始まりません。

 

 

蓼藍に引き続き、栽培ミッションスタートです!!

 

こうやって宣言しないとものぐさな私は実行しないのであえて追い込んでいるだけなのですけどね。

 

盛夏に蓼藍をせっせと収穫し、秋になったらキバナコスモスの花を収穫し、原っぱに行ったらカルカヤを刈りとる、、もはやなんの植物を見ても花の美しさを愛でるより「何色に染まるのか」目線でしか見られなくなってきました。

 

花から染液をとるもの、枝葉からとるもの、根からとるものなど植物によって様々。

 

例えば桜の場合は花ではなく、花が咲く前の枝から染液を作ると綺麗なピンクになるそうです。

 

花が咲くということは植物にとってはすごいエネルギーの消費ですし、その直前が成分的には一番の旬になるのかなんて、やっぱり見頃の花よりも団子な感覚になってしまいます。

 

<後媒染による色の変化>

 

先週基本的な染めが完了し、玉ねぎの皮のイエローストールは仕上がりました。

 

これとは別に下地処理と先媒染を施した麻生地2種類を染めていきます。

 

 

やっぱりまあ、タライ画像になっちゃいますね。

 

こちらは月桂樹の枝葉を煮出した明るい黄色の染液にて染色します。

 

ざっくりとした麻生地に綺麗に色素が入っていきます。

 

何度見ても水の中に溶けていた色素が生地に吸着していく様子は不思議ですね。

 

さて次に行うのが後媒染処理です。今回は媒染剤に鉄を使います。

 

お湯の中に木酢鉄の媒染剤を少量溶かし、染め上げた麻生地を入れてよく撹拌します。

 

 

 

上段写真の右側が媒染液に入れた直後、左側がしばらく経ってからの色合いです。

 

鉄媒染では黒っぽく色素が変化し黄色かったものがグレーになっていきました。

 

途中まではグリーンがかった色味が、ある瞬間にグレーに変わっていくのが面白く、また黒かったお湯の色が布についている色素に吸い寄せられて澄んでいく様子に目が離せません。

 

まさに化学反応!という感じです。

 

下段写真のように、媒染の度合いによってもグレーのトーンが様々で、またこれが見る人の目によって映る色が異なるかと思うと興味は増すばかりです。

(下段左下隅っこの黄色が鉄媒染をする前の色です。)

 

 

もう1種類の麻生地は2色の染分けをしました。

 

右側が月桂樹、左側が玉ねぎの皮の染液を使ったものにそれぞれ半分を鉄媒染しています。

 

同じ媒染でも植物によって色の出方が違いますし、顕著に反応するもの、あまり変わらないものなどいろいろですが、概ね濃い色目を求める時には鉄媒染が向いていそうです。

 

また、同じ媒染剤を使っても先媒染と後媒染では違う色の発色となります。

 

冒頭に戻りますが、もはや何の植物を見ても(はては木についた苔を見ても)何色になるのかばかり考えてしまいますね。

 

媒染に使う金属との組み合わせも考え始めたら、天然の色の奥深さに改めて無限の可能性を感じます。

 

 

なお草木染めに使う媒染溶液(金属を溶かした水)は溶け込んでいる金属はほとんどが色素と結合して生地に移っています。

 

家庭で少し染める程度であれば使用済みの液を排水に流しても問題ないそう。

 

バリではもともと自然由来の金属成分で媒染を行っていますが大量の染めを行いますので、独自の浄化システムを採用し環境に影響が出ないように配慮されています。

 

浄化処理を行った水は美しいビオトープを育んでいます。

 

 

 

 

 

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こちらの染めの風景及び内容は「ののはな草木染アカデミー」さんのインストラクター養成講座にてご指導いただいたものです。

草木染体験の他、ご自身のご都合に合わせて参加できるフリースタイル講座、

より専門性の高い知識と技術を習得するインストラクター養成講座を開講されています。

より多くの方に草木染めの楽しさや特徴を知っていただければ幸いです。

 

<ののはな草木染アカデミー>

四季の草木染 野の花工房

〒610-0302 京都府綴喜郡井手町井手宮ノ本73-5

TEL/FAX 0774-29-3337

http://kyoto-nonohana.jp/

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