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<スタッフの藍染挑戦日記 vol25>縹色の染め、蓼藍の生葉染めに挑戦。

<今週の蓼藍の様子 - 早朝の収穫作業>

 

こんにちは、ムシです。
昨日は朝からぐずついたお天気の京都でしたが、最近まとまった雨が降っていなかったので恵の雨です。
夏のようなもわっとした暑さはなく、秋の少し冷えた朝には心地の良い潤い。
今朝はすっかり晴れて空色の爽やかな気候。
1日1日と季節の移り変わりを感じる時間です。

 

 

染め当日は6時から蓼藍の収穫作業を行いました。
先週の予告通り蓼藍の生葉染め実行日ですからね。
ここまできたら前日に収穫しておくなどという手抜きは許されぬでしょう!
何せフレッシュさが命の染め。
せっかくならとびきりイキのいい葉を供給いたしましょう。

葉を痛めないよう、茎をそっとハサミで切って、袋に集めていきます。
京都町家オフィスに集まるスタッフに十分行き渡る量をチョキチョキするのにざっくり1時間かかりましたよ。
いやはやその後の朝ごはんの美味しいことったら。

 

<いよいよ蓼藍の生葉染め実行!>

 

 

さて収穫した蓼藍たちを机の上に広げて作業開始です。
おしゃべりしながら各自使う分の蓼藍の葉をプチプチとちぎって容器に貯めます。
たまに出てくる虫にもめげず、だんだん口数が減り、すごい集中力で葉と茎を分けていく様はヨガウェアの会社とは思われないかも。

 

 

蓼藍の葉をむしりながらも撮影には快く応じてくれるみんな。優しいです。
おっと、Yin Yangイチ仕事の早いTomoeちゃんは後ほど登場しますのでご安心を。

 

 

摘み取った葉をミキサーにかけて蓼藍青汁を作ります。
青汁の入った容器に染めたい布を浸してお好みの時間モミモミして染めていきます。
上の写真は左側は搾りたて青汁に布を浸したばかり、右は浸してしばらくモミモミしたものです。
右側の方が染め液も酸化してきて青みを帯びてきています。

 

 

こちらは染めをしているそのちゃんとMaayaちゃんの横で眼光鋭くミキサーを扱うTomoe氏。(お待たせしました!)
一瞬の気の緩みで何が起こるかわからないという緊迫感すら感じさせます。
ちなみにしでかしたのは別の人でして、ミキサー容器の底を外しそうになって液漏れさせ、プチ惨事が発生。
でも最後にミキサーをピカピカに磨いてくれました。(つぐちゃん、あなたのことです。)

藍染は緑色の状態から、空気に触れて酸化することで青色に発色するため、途中経過ではどんな色に染まっているのかわからないのも面白いところ。
納得いくところまで染めができたら、水洗いして乾かします。

 

 

綺麗な縹色(はなだいろ)に染まって、にっこり。
乾くと濡れている時よりは薄い色に見えるので、心持ち濃い目にしておく方がいいのかもしれません。
また、さらに濃い色にしたい場合はまた新しい蓼藍青汁を作って染めて、を繰返していきます。
ただ蓼藍の生葉染めは藍建てしたもののように深いインディゴ色までは染まらず、セージグリーンのような緑がかった発色となります。
藍染に使う植物の中でも青色になる色素・インディカンの含有率が高いインド藍(ナンバンコマツナギ)だったら生の葉でももっとブルーの発色が強いのかも?と、また一つ実験してみたいことが増えました。

 

<藍四十八色>

 

日本の藍染は今回行ったようなフレッシュな葉を使った生葉染め、乾燥葉を使った染め、本藍染と言われるスクモを使った藍建てがあります。
どの染めも独特の色目を持っていて、どれも味わいのある青色が出ます。
藍の色を表現するものとして、日本の伝統色ではなんと48もの色名があるそう。
ジャパン・ブルー、幅広い!!
薄い方から順に、下に行くほど濃い藍色の色名です。

・藍白(あいじろ)
・甕覗き(かめのぞき)
・白花色(しらはないろ)
・白藍(しらあい)
・秘色色(ひそくいろ)
・空色(そらいろ)
・水浅葱(みずあさぎ)
・錆浅葱(さびあさぎ)
・浅葱(あさぎ)
・湊鼠(みなとねずみ)
・藍鼠(あいねず)
・紺鼠(こんねず)
・錆鼠(さびねず)
・水縹(みずはなだ)
・薄縹(うすはなだ)
・浅縹(あさはなだ)
・新橋色(しんはしいろ)
・縹(はなだ)
・青藍(せいらん)
・深縹(こきはなだ)
・薄藍(うすあい)
・花浅葱(はなあさぎ)
・薄花色(うすはないろ)
・薄花桜(うすはなざくら)
・花色(はないろ)
・藤納戸(ふじなんど)
・納戸(なんど)
・高麗納戸(こうらいなんど)
・錆鉄御納戸(さびてつおなんど)
・錆御納戸(さびおなんど)
・御召御納戸(おめしおなんど)
・鉄御納戸(てつおなんど)
・鉄(てつ)
・熨斗目花色(のしめはないろ)
・藍(あい)
・濃藍(こいあい)
・藍錆(あいさび)
・紺(こん)
・紺青(こんじょう)
・鉄紺(てつこん)
・紺藍(こんあい)
・藍鉄(あいてつ)
・搗色(かちいろ)
・青搗(あおかち)
・紫紺(しこん)
・茄子紺(なすこん)
・搗返し(かちがえし)
・留紺(とめこん)

なんとも雅やかな響きですよね。
何度も染め重ねることにより、色の深さや奥行きが出てくるのが藍染の魅力。
退色したらまた染める。
物質的な豊かさではなく、精神的な豊かさは、こういうところからうまれるのかもしれません。

 

<当初の目的は達成しましたが>

 

 

そもそもこの日記を書くことになったのが、3月に蓼藍を植えたところがスタート。
目標として育てた蓼藍で生葉染めをしようということで、言うなれば半年目の今回で目標に到達したわけです。
しかしながら知れば知るほど面白い染めの世界。

蓼藍についても、種の収穫や第二世代の栽培などやりのことしたこともたくさん。
大青の種も買っちゃいましたしね♪
そういえばまだのれんも染められておらず。
10月13日(金)・14日(土)に開催させていただきます2018春夏コレクションの展示受注会にてご披露できるよう頑張ります!

と、いうことで、藍染挑戦日記に今しばらくおつきあいいただければ幸いです。

スタッフ日記 12:14 comments(0)
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