YinYang Blog

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<スタッフの藍染挑戦日記 vol46>草木染め社外研修(2)-何色に染まる?紫根・紫檀

 

 

こんにちは、ムシです。
嵐のようなインフルエンザ週が過ぎ、ようやく落ち着いた(ムシ家調べ)今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
二十四節気最後の大寒の名の通り、一年で一番寒い時期ももう直ぐ終わろうとしています。
週末には節分、立春と着々と春が近づいてきています。
とはいえ寒いものは寒いわけで、まだまだ油断のならない低温低湿環境ですので手洗いうがい励行で乗り切りましょう。
 
写真は道路の高架壁面の冬蔦です。
リニューアル前の甲子園球場の周りを覆っていた蔦っていうとイメージ伝わりますか?
常緑ながら冬の寒さによって少し紅葉し、また夏になると元の緑色に戻るそう。
クロロフィル(緑)やら、カロチノイド(黄)やら、アントシアニン(赤・紫)やら、蔦の葉の中で忙しく増えたり減ったり、植物は不思議がいっぱいですね。
赤紫色の葉が出ているってことは、もしかしたら紫になる紅葉のように、冷凍したら全体的に濃い紫色になるのかも、、、と蔦を見て機会をうかがうのでした。

さてさて、前回に引き続き、今週も田中直染料店さんで行われた研修の様子をお伝えします。

 

 

<草木染めの原理について、改めて。>

 

草木染めをごく簡単に説明しますと、たんぱく質に色素を結合させ、金属で媒染という作業をすることにより水に解けない性質に変化させる染色の方法です。
その際に使われる色素の色や金属の種類によって目に見える色が現れてくることになり、Yin YangのBaliラインでは蘇芳・マンゴー・マホガニー・桃玉菜を使って色を出し、アルミニウム・鉄などで媒染を行うことで南国の美しい色合いを表現しています。
(その他青色は藍染で染色しております。)

一方染める素材から考えてみますと、シルクやウールといった動物性のものはたんぱく質から成り立っていますのでそのまま染色をすることができます。
それに対して木綿や麻、レーヨンなど植物性のものはたんぱく質を持たないためそのままでは色素や金属をくっつけることができません。
そのため染色の前にたんぱく質を付着させる方法として豆乳や牛乳に浸しておく方法がとられていました。
これはたんぱく質がしっかり付着していれば綺麗に染め上がりますが、いかんせんついているかついていないかを見分けるのは困難です。
田中直染料店さんでは下地処理剤という便利かつ濃く染まりやすくするものがあり、今回の講座でもそちらを使ってあらかじめ処理をした木綿生地を染めさせてもらいました。

 

 

<国産紫根を使った染め。>

 

 

今回の染料の1つ、紫根。
読んで字のごとく、ムラサキという植物の根っこの部分でして、生薬としても利用されるものです。
高橋先生曰く、昔のお殿様が病気の時に巻いている紫のハチマキは紫根染で、消炎、解毒、解熱のお薬として重用されていたそうです。
時代劇を思い出すと、確かに巻いてますよね〜!

興味津々でみんなで集まって香りを確認してみたところ、ゴボウみたいな印象でしたよ。
ハサミで細かく刻んで、こちらは煮出さずに抽出用の溶液に浸しておきます。
ちなみに色素の名前はシコニンと言うそうでしてちょっと可愛い。

 

 

抽出された紫根液をお湯で薄めて染めたい色味に調節をしたものに生地を入れて染色。
染め上がりは発色の綺麗な紫色になりました。
薄める前の紫根液はかなり濃い色味で、ロックなMasaeねーさんは手につけてウキウキしてましたよ。

今回はすべての段取りを先生がしてくださっていたのですごく楽に染められましたけれど、やっぱりこれはまた改めてYin Yang京都町家オフィスで実験してみたいと思います。

 

 

その他の染材として、写真左のつぐちゃん&令子さんは茜、右のYin Yangイチ仕事が早いTomoeちゃんは紫檀を使わせてもらいました。
紫檀はかなり珍しいもので、染め上がりはオレンジみの強い茶色でした。
紫檀の木材って名前通り紫色をしているので意外な色相ですねえ。
なお今回も高橋先生はオール素手での作業をしておられましたが、私たちは洗い物用の分厚い手袋をしても熱くて一苦労でした。。。

 

 

<研修を終えて、みなさまへのフィードバックとして。>

 

今回の研修では染めそのものの体験とともに、草木染め製品の特性や注意点、取り扱い方などを学んできました。
スタッフの中でも曖昧だった部分がかなりクリアになりスッキリ!
草木染めって取り扱いが大変そうと思われるかもしれませんが、きちんとした情報さえあればそんなに難しいことでもないんです。
長く気持ち良く着ていただくために知っておくといいなということをお伝えいたしますので、ぜひ実際に草木染めのウェアに触れてみてくださいね。
お求めいただくみなさまへお届するリーフレットなどに順次反映してまいりますので今しばらくお待ちください。
 
さ、今週末はまたまた社外研修です。
今度は何の講習か、それはまた来週お届けいたしますのでお楽しみに♪

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