蓼藍栽培とナチュラルライフvol01:自然農法と種まき
YinYangスタッフのSonokoです。4月から月2回のブログ「蓼藍栽培とナチュラルライフ」を書かせていただくことになりました。先日ムシちゃんのインタビューブログで紹介いただきましたが、アンバサダー担当をしています。YinYangでお仕事をし始めてから7年ほどになります。ウェアはほぼ毎日着用YinYangの大ファンです。お気に入りはパーフェクトレギンス。ヨガの時も普段にも大活躍です。
昨年はお庭で蓼藍を育てて、葉っぱを食べたり種をお茶にしたり、ドライリーフを作ったりしていました。今年は我が家の畑で蓼藍を栽培して泥藍を作ることになりました。泥藍へ初挑戦!そしてその様子をブログに書かせていただくことになりました。
蓼藍だけでなく、畑や庭で育てているもののことや、試行錯誤しながら作っている肥料、食のことなどもご紹介したいなあと思っています。
〈蓼藍を育てる畑のこと〉
畑は京都府京田辺市にあります。竹林や雑木林があって、周囲も限りなく自然農法に近い形をとる畑です。
自然農法とは「耕さない」「除草しない」「肥料を与えない」「農薬を使わない」を原則とする農法です。私は完全な自然農法ではないですが、農薬は使わず除草はしていません。肥料は京都の枝葉を熟成させた「京堆肥」、「ごまの搾りかす」、精米ででた「米ぬか」、土壌のPH調整にもみ殻燻炭や草木灰を必要最小限使っています。そしてたまに自作の肥料をあげています。
自然農法のよいところは、「安全」「ラク」「美味しい」、除草しないで農薬も使わないで化学肥料もあげないで美味しいので最高!なのですが、ゆっくり育つので大量生産ができないのです。
ゆっくり育ったお野菜は味が濃くて甘くて栄養がたっぷりほうれん草はこの冬4か月もかかって根っこまで甘―くできあがりました。ちなみに夏は勢いがあるので、どんどん作物が育ちます。
〈蓼藍の種まきにむけて〉
さて、今年の畑仕事は2月の雨水の頃2月20日に開始しました。今年は2月19日から3月6日啓蟄までが雨水です。昔から農耕を始める目安とされてきました。意識せずとも昔の暦どおりにことは運んでいきます。
5歳の息子も畑仕事が大好きで新しい畝を起こすためにせっせと鍬で耕してくれました。
耕した後は「ご飯欲しいひと〜」といいながら、ぬかやごまや枝葉の堆肥をパラパラと。
植物や土に話しかけると、美味しくなったり元気になったりします。
2月の作業はこれで終了。土と肥料が馴染むのを待ちます。
〈アナスタシアの種まき〉
小松菜やほうれん草が大きくなるのを待って、収穫して畑全体を整え、雨も多かったので種まきができたのが3月の下旬でした。
秋に埋めていたニンニクのお隣に、昨年取れた蓼藍をぱらぱらと筋蒔きしました。にんにくはコンパニオンプランツ(共生植物)です。強い香りに抗菌力、根に共生する拮抗菌が病原菌を抑える働きがありイチゴやウリ科の植物と植えるとよいです。イチゴの栽培をされる方はぜひお試しください♪
この日に他に蒔いたのはサラダミックスとパクチー、ディル、白蕪、ズッキーニ。成長が楽しみです。
このまるい種はパクチー(コリアンダー)昨年育てて採取した種です。種を毎年採り翌年蒔いてまた種を採るというサイクルで色々なものを育てています。
ご存知の方も多いと思いますが「アナスタシア」の本に書かれている方法で、いくつかの種をまいています。それは種に自分の唾液をしみ込ませると、種が私の必要なものを記録し収穫までの間に大地や宇宙から私に必要なすべてのエネルギーを集めてくれるというものです。そして収穫して食べると身体が整います。自分のためのレメディを作るのです。
人為的な種まきで育つだけでなくこぼれ種で自然と育つ作物も多く、植物の力強さを感じます。庭には去年の蓼藍のこぼれ種、落下したミニトマトからたくさん発芽しています。庭の蓼藍と畑の蓼藍、どちらの成長も見守っていきたいと思います。このブログの行方も暖かくみまもっていただけたらうれしいです☆
今の畑は花盛り、エンドウ豆の白いお花とタンポポの黄色で華やかです。